こんにちは、皆さん。takebonです。
今日の話題は「ヒメマス」についてです！ヒメマスと聞いて、「何だろう？」と思った人もいるかもしれませんね。とっても魅力的な魚なんです。よく「サーモン」という名前で親しまれている魚の一種なんですよ。サーモンって言ったら、お寿司や刺身にされて、とても美味しいお魚ですよね。知っている人は知っている、そんなヒメマスについて一緒に学んでいきましょう。
ヒメマスについて
ヒメマスは英語では"Cherry Salmon"と呼ばれています。なぜチェリー（さくらんぼ）の名前がついているかというと、このヒメマスが成熟すると、さくらんぼのように赤くなるからです。ヒメマスは海と川で生活をしています。海で大きくなったヒメマスは、産卵（卵を産むこと）のために生まれた川に戻ってくるんですよ。凄いですよね、一度遠くに行ったのに元の場所を覚えているなんて。
でも、ヒメマスが生息（生きている）する場所は限られていて、日本の太平洋側の川にしかいないんです。なので、釣りをする人たちからはとても貴重な魚として親しまれています。また、お肉はとても美味しく、特に冬の時期になると鮭のような脂のノリが良くなります。
大きさは長さで30cm〜60cm程度で、これはちょうど定規一本分か、二本分くらいです。また、重さも平均1kg〜2kgくらいですから、これは小学1年生の教科書1冊くらいの重さになります。このことからも、ヒメマスはけっこう大きな魚だということがわかりますね。
ヒメマスの飼い方
では、もしヒメマスを飼ってみたいと思ったら、どうすればいいでしょうか。ヒメマスは、通常、野生で生活している魚なので、家で飼うのは難しいかもしれません。でも、アクアリウムや水族館などでは、ヒメマスを飼育していることもあります。もし自宅で飼いたいと思ったら、以下のことに注意してください。
- 水槽は大きめのものを用意しましょう。活発に泳ぐヒメマスには、少なくとも長さ2m、幅1m、深さ1mの水槽が必要です。
- 温度管理も重要です。ヒメマスは10℃から15℃の水温で快適に生活できます。
- 餌は、魚やエビ、ミジンコなどの小動物を与えましょう。飼育下では、市販の餌も食べます。
ヒメマスとサケの違い
ヒメマスはサケの仲間ですが、サケとはいくつか違いがあります。サケは大きさが一番違い、大きいものだと1mを超えることもあります。また、体の色もサケはシルバーがかっているのに対し、ヒメマスはオレンジがかった色をしています。そして、一番の違いは生息する場所で、ヒメマスは主に日本の太平洋側の川で見られますが、サケは北海道や東北地方の川でよく見られます。
以上がヒメマスの紹介でした。みなさんもヒメマスについて色々知れたかな。ヒメマスに出会ったら、ぜひ観察してみてくださいね。
それでは、また次回お会いしましょう。takebonでした。
ヒメマスの豆知識を一つ紹介して終わりにしましょう。ヒメマスの名前は、「姫鱒（ヒメマス）」で「姫」は小さいという意味、マスは鱒のことを指します。つまり、ヒメマスとは「小さいマス（鱒）」という意味なんですよ。